有終の美を飾るべく さらに奮励努力せよ
中国の古人は時の去り逝く姿を“未だ覚めず池塘春草の夢/階前の梧葉已に秋声”と七言絶句に詠じた。今年も余すところ30日余。しかも時は悠然として去る。そのなんと速いことぞ。誰も彼もが新年に際し、今年こ…
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中国の古人は時の去り逝く姿を“未だ覚めず池塘春草の夢/階前の梧葉已に秋声”と七言絶句に詠じた。今年も余すところ30日余。しかも時は悠然として去る。そのなんと速いことぞ。誰も彼もが新年に際し、今年こ…
南国郷土沖縄でも名残りの夏も未だ消え去らぬうちに本格的な秋冷の季節の到来である。衣替えとともに諸君の気分も一新し、まさしく“天高く馬肥ゆる候”である。1年のうちで最も勉学に身の入る頃でもある。諸君…
諸君の日頃の学習態度をつぶさに観ていると“学ぶ者”の態度を深く考えさせられることがある。爪をいじくっている者。教師が説明をしていても下を向いて黙々と何かを書いている者。中には小声ではあっても隣同士…
長いようで一瞬のうちに過ぎ去った夏期休暇。諸君の勉強の成果はいかに。計画どおりの充実した日々を送った者。逆に自信過剰のあまり怠惰な日々に明け暮れた者。その明暗は即、次のテストの結果として具体的に表…
夏の休暇にこそ1学期の反省の上に立って2学期の成績向上を狙う最良の時である。来春に受験を控えた3年生諸君にとっては、1・2年の基礎力を確認する好機である。この夏にこそ背水の陣を敷き必勝を期して学習に…
一学期も残り1ヶ月余り。塾生諸君の勉強の捗り具合はどうであろうか。とりわけ中学1年生の諸君にとっては、そろそろ中学校の学園生活にも慣れ、新しい友を得、小学校では獲得できなかった新しい知識も色々と吸収…
今日ほど競争の激しい時代はない。よく言う「生馬の目を抜く」という形容にふさわしい社会である。人間の歴史が競争の中で成長・発展してきたことは事実であろう。特に我が国は、徳川幕府による二百十余年の長きに…
最近の若い人たちの風潮をみてみると、難しい問題などにぶつかった時、それと真正面から向き合い、血みどろな悪戦苦闘の末、それに打ち克ち本当の勝者としての喜びをかみしめようとする姿勢に欠けるようなものが見…